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チェルシージャパンのアウトレット
チェルシージャパン株式会社は、いわゆるディベロッパーとしてアウトレットモールを展開している企業で、日本国内で「チェルシー・プレミアムアウトレット」（Chelsea Premium Outlets）を展開している企業でもあります。
当初はアメリカのアウトレットモール・ディベロッパーのチェルシー・プロパティ・グループ（ニュージャージー州）が株式の40%を保有して、三菱地所と双日が各30%の株式を保有して設立した合弁会社でしたが、2009年3月には、双日の保有株式全てを三菱地所が譲り受けて60%の株式を保有する筆頭株主となっています。これで三菱地所の連結子会社となったわけです。
ちなみに2004年にチェルシー・プロパティ・グループも、最大手ショッピングセンターディベロッパーであるサイモン・プロパティ・グループ（インディアナ州）に買収されて完全子会社となっているようです。
プレミアムアウトレットの出店場所は、大都市圏の都心から100km以内の郊外を中心にしており、主要高速道路のインターチェンジが近く、複数の高速道路が交わるジャンクション付近や主要国道沿いを原則としています。結果としては大都市圏の都心と有名観光地、国際空港を結ぶ途上での展開が多くなっています。
もちろん出店する大都市圏で高級ブランドの正規値段が認知されていることも必要条件となっており、都心立地型の正規店の販売に影響が出ないような遠方郊外への立地とすることで、ブランドメーカーの直営店が店舗に入るようになりました。
お客の9割以上が車での来店なので、プレミアムアウトレットの標準的な4万〜5万坪の敷地のほとんどが駐車場となっています。
プレミアムアウトレット